松戸市より社会福祉法人の認可を頂きました
この度、松戸市より社会福祉法人認可を頂きました。言語デイサービス ミカタ松戸は、来る4月より「社会福祉法人 鷹見会」として運営いたします。
脳卒中や外傷などにより、脳の言語野が傷つくことにより発症する失語症。この障害を持つ方は、全国で52万人とされています。私たちは、失語症に対する専門的な言語リハビリテーションを言語デイサービスの運営を通じ、提供していきたいと考えています。言語リハビリテーションは、言語機能の回復のみを目指したものではありません。私たちが目指すものは、可能性という希望を信じて歩んでいく先にある自尊心の回復です。ある日突然、言語障害を負った方にとって、それはたやすいことではないのです。自分を受け入れ、自分の価値に気付き、自信を持って生きていくために、同じ障害を持つ仲間同士の交流が支えとなります。言語デイサービスは言語障害を負った方の社会参加の初めの一歩です。失語症は、年単位の年月をかけて回復していきます。私たちは言語障害を持つ方の伴走者になりたいと思います。
また、多くの方が認知機能の維持に関心を持っています。脳の機能を若く保つために、言語・学習療法を取り入れた脳のリハビリテーションが有効です。言語聴覚士による脳リハビリテーションを通じて、高齢化社会の課題である認知症予防の期待に応えたいと思います。
失語症をはじめとする言語障害を持つ方、認知症予防に取り組みたい方のニーズに応え、有益な教材開発と言語・学習療法、脳リハビリテーションの提供を通じた地域貢献を願い、社会福祉法人の設立を申請し、認可を受けた次第です。 今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い致します。
社会福祉法人鷹見会 設立代表者 渡辺賢二